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まさみちのちょっといい話。

まさみちのちょっといい話。

お久しぶりです、お元気ですか?風邪など引いてませんか?
今日は教誨師をなされてる、伊藤道通友氏のセミナーのお話の中で、私の心に残ったちょっといい話です。
ある本の中で素晴らしい一節を発見したそうです。「言葉のおしゃれは、タダで手に入る最高のアクセサリー」。言葉は大切なんだと再確認したそうです。先生は昭和22年から65年間毎月刑務所に出向き、受刑者に教えを諭したり、俳句の指導をしているそうです。受刑者が作ったひな祭りの季語の中でこんなすごい俳句があったそうです。「ひな祭り、ひな壇こがし、血祭りに」これにはびっくりしたそうです。怒らずに「いやあ、五,七,五のリズムが出てるよ」と褒めたそうです。すると、一人の受刑者が明るい声で、「はい、その俳句僕が作りました」と言ったそうです。それから先生はこんな話をしたそうです。
「心が変われば、態度が変わる、態度が変われば、習慣が変わる、習慣が変われば、人格が変わる、人格が変われば、人生が変わる」(スイスの思想家、詩人、アミエルの日記)彼は目を輝かせて聞いていたそうです。
その時から彼の作る俳句に変化が表れてきたそうです。5月には「母の日や これからいつも ありがとう」。7月「ガマのごと 脂汗して 反省す」と反省の言葉が出てきたそうです。そして1年たって出所の3月「卒業を 祝ぎて色紙に 我が決意」。彼はすっかり変わったそうです。
彼は「僕は母を泣かせてきました。これから出所、卒業したら、母に泣いて喜んでもらえるようになりたいと思っております。」と明るい言葉で語ってくれたそうです。  私も親しみを感じて、感動してお話を聞かしてもらいました。



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