植松町に住む友人より梅雨に頂いた枝に、とても可愛い花が咲きました。
昔々丹波の山奥に女の生き神様が住んでいました。名前は山中さちと申し 上げます。さち様お歳はゆうに80歳半ばとお見受けしました。 背はすらりとして白髪で、色白で顔は面長でした。お参りする人は、皆 「大神様」とおしたい申しておりました。
ある日大阪からお参りに来た左官屋の坂田伊織さんに「伊織さん手を拡げて
ごらん」手を拡げると、籾を三粒とって
「これは朝起き これは正直 これは
働き この三つを離しなさんなや。」と教しえて下さいました。伊織さん生涯この教えを守って毎日いきいきと通おられたとさ。
来年このように咲いてくれるかしら楽しみです。